裁量もOK!ただ、できるだけEAで効率的に運用が理想。
我ながら、1,300万円まで積んだ実績を考慮すると裁量トレードも「あり」です。
ただ、1,300万円が目標ではなくて、やはりもう1桁は行きたいのです。
そう考えた場合に、裁量でずっと長期間は限界があるかなって感じました。
裁量は、人間の経験則で負けトレードを選択的に排除できますし、「ヤバイ」と思えば早期撤退で勝ち抜けることもできます。要は、トレードにファジーというか、柔軟性を持たせられる点が強いんです。
ただ、冴えた感覚・感性が鈍るとトレードの安定性を欠き、そうなるとEAの方がむしろ優秀となってきます。
私の場合、現在は裁量トレードは自分の勝てると思った局面だけ。あとはEAの自動売買で仕掛けています。EAは確かに楽ですが、しかしながら万能ではなく、相場とロジックが噛み合わない局面ではドローダウンを生むのがネックです。
極力マイナスを作らないようにするには、そのEAがもつ相場のカバー領域がポイントです。ロジックがより多くの相場局面に対応していれば、損失局面が少なくなりメンタルに優しく、かつ長期的な利益続伸が期待できます。
このとき、EA選定で注意したいのが「カーブフィッティングの度合い」です。見かけ上のスペックが優秀でも、短期相場で過度にカーブフィットしてあるものはリアル相場で機能しなくなることが多いので要注意です。
しかしながら、カーブフィットさせないでロジックを組むと、通常は控えめなP/Fしか出せないのが一般的。P/Fは1以上あれば一応は利益が出る計算ですが、1.2とかだと運用にアグレッシブさを欠きます。また低P/Fの場合、スプレッドが想定幅より大きいと、取引業者によってはスプレッド負けの懸念もありますね。
要は、実運用を考えた場合、カーブフィッティングを行わず、かつP/Fも1.5~3.0程度をリアル相場で叩きだせるものが理想と言えます。