弊社EAの対象通貨につきましては、スプレッド優位性かつ流動性が高く利益が乗りやすい「USD/JPY、GBP/JPY、EUR/JPY、EUR/USD」の４通貨ペアを対象としています。
ベーステクニカルにつきましては、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、一目均衡表、平均足に加え、独自テクニカルをロジックに内包。検証時間軸も、1時間、30分、15分、5分と多彩です。
またEAの構築に際しましては実運用に十二分に耐え得る設計とし、損益カーブの安定性および総損益を追求した組み合わせとなっており、スイング、デイトレ、スキャルピングの各種カテゴリに対応しています。
なお、市場に出回っているEAのなかには、損益カーブが極めて直線的、あるいは不自然すぎるくらいに高P/FなEAがありますが、これらのロジックには「逆張り、ナンピン、マーチンゲール」を採用しているものが多数見受けられます。これらは極めて「賭博的」な要素が強く、コツコツ積み上げてきた利益も一度のロスカットで吹き飛びます。
理想的なEAは、①ドローダウンが小さく、②損益カーブのフラット性が高く（分散が小さい）、③トータル利益が高く、④平均P/Fも高水準であることが求められます。
弊社の全てのEAには、「自己復帰機能」をロジックに搭載しており、カーブフィッティングを一切行わない基本設計となっています。総損益、勝率、P/Fなどは常識レベルのものとなっておりますが、「逆張り、ナンピン、マーチンゲール」を一切行わないため長期で安定した運用パフォーマンスが期待できます。
また弊社EAは、単一EAによる運用はもとより、複数EAによるポートフォリオ運用にて、さらなる高効率運用が実現可能です。
自己復帰機能とは、これまでの損益状況をプログラム的にリアルタイムに解析しながら、まさに現時点での相場に最適なフィードバックゲインにて次サインを生成するものです。一切のカーブフィッティングを行わないため、短期でロジックが機能しなくなる欠点を徹底排除しており、結果的に広い相場カバー領域をもち長期で安定したトレースが可能です。
また、取引業者の違いによるレート差・スプレッド差から発生する損益落差をも最小限に吸収する機能としても有効に作用します。
一般的に、運用のリスク回避には「分散運用」が効果的です。特にEAは、この分散運用によるリスクヘッジ効果を得易いのが特徴です。時間軸の異なるもの同士、テクニカルの異なるもの同士、あるいは通貨ペアの異なるもの同士を組み合わせるなど、複数EAによるポートフォリオ運用はリスクヘッジに最適です。
弊社EAは十分なバックテストとフォワードテストによりシステムの有効性を確認しています。原則として、目先の損益のアップダウンに狼狽せず中長期的に運用を継続することがポイントです。それでもメンタル的に耐えにくい場合には、前記の「分散運用」によるリスク低減も有効です。
一般的に、過去の相場状況に最適なロジックを求め過ぎることがオーバーフィッティングにつながり、肝心な実運用の際にシステムの有効性が損なわれます。バックテストだけに捉われていると、この「失速」が強く懸念されます。一方、弊社EAには実運用でスペックダウンが起こりにくい自己復帰機能を搭載していることが大きな特徴です。
また通常の単一ロジックからなるEAの場合、不得意相場が続くと損失が拡大し、そのまま資金がショートするケースがあります。弊社EAでは、上記「自己復帰機能（フィードバックロジック）」の採用にて、相場状況が変化しても一方向に判断が流れないよう市場変化に絶えず追従します。
バックテストとフォワードテストにより性能を慎重に評価しています。未来永劫に渡りシステムの有効性を保障するものではありませんが、フォワードテストにて一定期間継続して運用パフォーマンスを維持していることを確認しています。
EAはMT4にて稼働する完全自動売買システムです。ときどき損益状況を確認しますが、基本的にザラ場にチャートを見る必要はありません。なお、回線不通や停電対策、またPCのシャットダウン対策として、VPSでの安定稼働がお勧めです。
FXクラスのマーケットでは、多数の方々の使用によるマーケットインパクトの懸念はまずありません。しかしながら、EAの損益曲線を維持し続けるためにも本数管理を行いながら、現在は開発EAを若干名の方に使って頂くことを目的として一時的に公開しています。